チェヨンギョン神学生

 

5月にあったことです。

5月末までに、学費を支払わなくてはいけませんでしたが、

私の所持金だけでは足りない状況でした。

 

私が通う大学は外国人は学費を延長することは出来ないのが規則でした。

だからと言ってあきらめることが出来ないので

学部長、学長に相談しに行きました。

国際交流学部でも、経営課にも行ってみました

 

しかし、希望を見えず、また助けてあげると言ってくれた先生までも、

休学の話までになってしまったのです。

 

しかし、私は失望せず、学費を必ず得ることができるようにと祈っていました。

そのような中、学費の納付日を目前として私の誕生日が近づいてきました。

 

「うん。。もしも神様が誕生日ということで、

プレゼントをくれるということになったら何を願おうかな。。。

 イエス様に会いたいですと言いおうかな。。。

それか、学費を助けてくださいにしようかな。。。」

 

 

少し、迷いましたが本当の自分の願いは、学費が納付できたらなと願いました。

だから、もし神様が聞いてくれたら学費にしようと自分ひとりでゴニョゴニョ独り言を言っていました。

そして、眠りました。

 

夢の中に、私がとても高いビルのベランダにいました。

ベランダから下を眺めながらこのように思いました。

「ここから、落ちたら絶対に助からないだろうな」

と考えました。

 

銀色の乾電池を落としてみました。

ずっと落下しているのをみながら、

「やっぱり気をつけなくちゃ」と思ったとき、

 

ある方が私の隣にきました。

そして、恐がっている私をぎゅっと抱きしめてくれました。

私は抱きしめられた後に、その方にこのように言いました。

「ここがどれほど、高いところなんですが、乾電池を落としてみるともう希望がない」という話をしました。

 

 

すると、「その方がまたもう一度落としてみなさい」と言いました。

だから、もう一度乾電池を落としてみました。

そして私は「ほら、見てください、もう取ることが出来ないんです」

と言いました。

 

だから、その方が指で乾電池を指し、「これを言っているのか?」

話されました。

そしたら急に落ちていった乾電池を空中でとまりました。

私があまりにも驚いて、私の前で起きたことを信じれず、どうなってるんだろうと思ったときです。

 

 

またその方が指を指すと乾電池がまた落ちて行きました。

びっくり!!落ちてる!!と言い足をばたばたさせました。

夢から覚めました。

 

しかし、その奇跡よりも鮮明だったのは私を抱きしめてくれたその懐でした。

この世で感じたことのない安心感と憧れと喜び表現できないほどの恋しい懐でした。

イエス様だったことと、その一日は懐に抱きしめられた夢を思い出して余韻に浸っていました。

時間が経つにつれ、忘れていく自分の記憶に対し失望するくらいその懐が恋しいかったんです。

そんなふうにして一日が過ぎ私は

いろんな部署を尋ね、学費延納嘆願書を提出しました。

 

しかし、すべての学科で会議し決定を出すことなので納付日の延長は無いと言われました。

失望せずに最後に、担任の教授に嘆願書を見せに行く道でした。

学科長から連絡が来、早く野口教授のオフィスに来なさいとのことでした。

 

そして野口先生が理事長としていらっしゃる福祉施設の話をされました。

そこで私の学費を卒業するまで前もって支払いを代わりにしてくれることになりました。

 

そしてアルバイト3つもしていたのを辞めその福祉施設で働くことになりました。

学費はゆっくり返してくれても構わない」といわれました。

一緒にいた学科長と小川先生は、

「あなたにこんな奇跡が起こるなんて信じられない。」

と涙を流し喜んでくれました。

も神様が本当に出来る方という事肌で感じました。

 

今回のこの事でとても大切なことを悟ったものがあります。

神様は私の状況と関係なく全知全能ということを見ることが出来たのです

私の力よりも大きい学費という山を通して神様に切に願い受けとったものが何かわかりました。

 

また問題の中で神様と一緒にいるかいないか本当に大切なことを悟りました。

私がやったことといえば本当に足りない足りない学費の問題を握ってあきらめず最後まで祈ったことでした。

 

 

もし神様が働いてくださらなければ

もうこれ以上、学費もビザも受けることが出来ない その場で倒れこみあきらめなくてはならない状況でした。

 

マタイ19:24~26

重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」

弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、「それでは、だれが救われるのだろうか」と言った。 イエスは彼らを見つめて、「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」と言われた。
 

 

本文の御言葉にイエス様の弟子たちは、御言葉を聞き誰も御言葉のままに出来ないことに驚きました。

その時イエス様からは私たちの基準ではなく神様の力を語りました。

 

「神様はなんでも出来る」

神様の全知全能の力は私たちの基準によって説明できないものです。

だから信じなさい」という一言の意味がよくわかりました。

 

人の考えを超越し時空を超えた神様の力を信じる信仰を願い求めます。

 

また聖霊様とともに信仰によって、歩み、

ヴィジョンの為に、汗を流し、代価を支払って行くことを宣言し

清い心、謙遜な心、純粋な心をもって、

勧めていく私となるように、イエス様の御名によって宣言します。

 

 

全知全能の神様の御手に頼り、聖霊様と共に、

今日信仰によって進んでいく私と皆さんになるように、

イエス様の御名によって祝福します。

 

訳 馬淵 愛