参考

秀美 ジョ・スミ

韓国のソプラノ声楽家。

イタリアオペラ≪リゴレット≫のジルダ役でデビューして、その後各国劇場で公演した。

1993年には≪影ない女人≫がオペラ部門最高レコードとして選ばれた。

 

 

ジョ・スミも感嘆した“絶対音感”の23歳ミュージシャン、チョン・イェギョン

 

彼女の人生の中で一番決定的な瞬間はまさにソプラノジョ・スミに出会ったことだ。

海外公演を控えたジョ・スミが「アリアリラン」のオーケストラ楽譜を全部無くしてしまい、イタリアのローマにある原本の楽譜を送ってもらうには最短一週間はかかる。

ジョ・スミは知り合いであるギタリストのジャン・スンホに事情を話したところ、ジャンさんが音感に優れていると噂を聞いていたある高校生に電話をかけた。

“あなたの人生のターニングポイントになれるかも”という言葉に18歳の少女チョン・イェギョンは興味をもった。

 

“5時間で楽譜を書いたが、一枚一枚ばらで差し上げるのがちょっとあれだと思って、70万ウォンの製本機を買って、製本までやりました。楽譜を受け取ったジョ・スミが公演を終えて私にメールを送って下さいました。゛あなたは本当に才能ある(gifted)子だわ。゛と称賛をうけてとても嬉しかった…”

 

その後、彼女は5年目ジョ・スミの公演編曲を担当してきたし、ビバルディの「四季」演奏で有名な「I Musici室内楽団の編曲も韓国人にとっては始めて引き受けった。

 

“特別な英才教育をうけたことはありません。ただし、私は一度好きになると最後までとことんやります。作曲も1%のインスピレーションと99%の努力だったようです。

 

記者が彼女のモットーを聞いたところ、彼女は“夢にひけを取らない人になろう!”

 

 

バレリーナ カン・スジン

 

人より遅れて始めたバレエであったが、始めた頃にはトーシューズを履いて眠りに入る位にバレエにはまり込んでいたそうだ。彼女は一日に1519時間練習をしたので、練習量が多かった。それで、普通は23週にかけて履くトーシューズ4足をたった一日で履き替えたというエピソードは有名だ。果して何が彼女の足をそんなに長い間、トーシューズの中に留まらせたのだろう?それはまさに“バレエに対する愛”だった。

 

 

 

訳 : チョン ジウン