信じる者の権威

 

エペソ1:19〜23

また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神の優れた力がどのように偉大なものであるかを、あなた方が知ることができますように。

神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右の座につかせて、

すべての支配、権威、権力、主権の上に、また、今の世ばかりでなく、次に来る世においてもとなえられる、すべての名の上に高く置かれました。

また、神は、いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。

教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。

 

 

神様は、ただ自分の子であるからイエス様を右の座に座らせたのではありません。神様は十字架の御技を認めてくださったのです。

 

エペソ2:5〜6

罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、——あなた方が救われたのは、ただ恵みによるのです。——

キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。

 

イエス様をよみがえらせたばかりでなく、私たちも一緒によみがえらせ、天国に座らせてくださいました。

罪と咎によって死んでいた私たちをイエスとともによみがえらせてくださったのです。

十字架の苦しみも受けていない私たち、罪しか犯したことのない私を、右の座に座らせてくださったのです。感謝の言葉もなく胸をつまらせていました。

なぜ神様はこのようなことをしたのでしょうか?

 

エペソ2:7

それは、後に来る世々において、この優れた豊かな御恵みを、キリスト・イエスにおいて私たちに賜る慈愛によって明らかにお示しになるためでした。

 

ただ神様の慈愛と恵みによるのです。神様はただ愛しているのです。神様はすべての魂がこの恵みを受けてほしいのです。ですから私たちはこの恵みを多くの人たちに伝えるべきです。

この世で、すべての主権をもったイエス様のように生きるべきです。しかし実際にはサタンが支配しています。

 

ルカ4:5〜6

それから悪魔はイエスを高い所へ連れて行き、またたくまに世界のすべての国々を見せて、言った。

これらの国々の権威と栄華とをみんな、あなたにあげましょう。それらはわたしに任せられていて、誰でも好きな人にあげてよいのですから。

 

誰がサタンに任せたのでしょうか?

神様でしょうか?

違います。

神様はすべての権威をアダムに与えました。しかし、アダムが神様の御言葉に逆らってサタンの話を聞いて従った時に、すべての支配権を奪い取られてしまったのです。ですから、この世に属するものを支配する権威を持っているのです。

しかし、イエスがこのサタンの支配を打ち破ってくださいました。

 

コロサイ2:15

神は、キリストにおいて、すべての支配と権威の武装を解除してさらしものとし、彼らを捕虜として凱旋の行列に加えられました。

 

イエスはいっさいのものの頭となりました。教会はイエスの体です。

イエス様の権威が私の権威なのです。この世で生きているなら、この権威を使うべきです。

 

生活の中で、不安にさせ、恐れるものや、苦しめるもの、否定的な考えを植え込むもの、信仰の道、使命の道をやめたいと思わせる環境、考え込んでおられる方はいませんか?

この時間、神様が死んでいた私たちをよみがえらせてくださった恵みを思い出してください。イエス様とともによみがえらせてくださり、神様の右の座にすわらせてくださいました。私たちは、霊的に勝利した者です。サタンの権威の下にいる者ではなくイエスの権威にある者です。私たちはきよい天に属した者です。このことを確実に受け入れてください。このときサタンに影響受けない者となるのです。これが霊的な戦いの勝利の秘訣です。

 

イエス様のように思い、考え、行ってください。

神様の御言葉は私たちのものです。すべてのものを神様は私たちに与えてくださいました。癒されたことを信じるなら、すべてが癒されます。健康はもう与えられたのだからです。祝福の御言葉が語っています。神様の約束の御言葉をもらっている私たちなのです。

世の論理的なもの、状況をみて、それが真実だと受け入れないでください。神様の御言葉を受け入れてください。私たちは、主から出て来る御言葉によって生きる存在なのです。

私たちは主に自分を生きた供え物として捧げてください。私たちが天に属する者、御言葉を受け入れるなら、勝利の道が約束されています。

この世において王のように歩むことができるのです。

私たちは主の権威をもって治めていくのです。

 

宣言と恵み

私が、天に属する者であることを受け入れます。御言葉を信じます。

罪だらけの私を引き上げてくださった主の愛に感謝します。その感謝の心を忘れません。