ハレルヤ!
今日は小さな種まきのことをお話します。
ひと月程まえに私は義理のお母さんに福音を伝える夢を見ました。
夢の中でお母さんは具合が悪そうで、立っているのも辛そうでした。
死が訪れることを予感させるようでした。
そのお母さんの肩をつかんで、私はこう言います。
「お母さん、時間が限られているのです。
イエス・キリストを信じて下さい。でも負担に思わないで下さい。
私も崇さんに同じことを言われて以前は負担に思いました。
でも今はとても感謝しているのです。」
ご存じない方のために、崇さんというのは私の旦那のことです。
私が夢の中でそう伝えると義理のお母さんはにっこり笑って私を抱きしめました。そして、私のおでこにキスをしました。
私は、この夢のことを牧師先生と旦那に伝え、福音を伝えるべきか相談しました。
牧師先生からは「今がその時です」というGOサインが出ました。
実は、義理の両親はその月に我が家に遊びにくる予定があったのです。
ですから夢の通り、その時に福音を伝えることを決めました。
そしてお母さんだけでなく、両親いっぺんに、また旦那と二人で話すことになりました。
夫婦で祈り準備していると、今度は旦那が別の夢を見ました。
両親に福音を伝える時の注意点を、夢の中にキムテォン牧師先生が登場して教えてくれたというのです。
キムテォン牧師先生は夢の中でこう言ったそうです。
「頭で伝えるのではなく、心で伝えて下さい。
また、あらかじめ言おうと思っていることをパソコンで打って整理しておきなさい。」
その夢の通り、夫は準備し、その当日を迎えました。
半年ぶりに会った、義理の両親と、食事をしました。
新しく引っ越した我が家を見てもらいました。
妊娠している私の身体の状況や、出産についての話をしました。
そうして、楽しい時間はすぐに過ぎました。
気づけば、早くも二人は帰ろうとしています。
「今日は楽しかったわ〜」と言ってソファーから立ち上がろうとしてます。
私はこのまま福音を伝えられなかったらどうしよう!とドキドキして祈りながらなんとか話を続けました。
すると、やっと、旦那の重い唇が動きました。
「話があるんだけど・・・」
ソファーから立ち上がろうとした両親は、体制を整えてもう一度座り直してくれました。
うまく言えない夫は、パソコンを開き、準備した原稿をそのまま、読みました。
夢の中のキムテォン先生のアドバイスに感謝したのは、言うまでもありません。
そして私は、夢に見たことをお母さんに伝えました。
また、私たち夫婦がお母さんとお父さんを愛していること、だからどうしても伝えたいということを言いました。
いつでも教会に来てほしい、と伝えました。
そして、御言葉をひとつ、伝えました。
マタイ11:28の御言葉です。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく。わたしの荷は軽いからです」
なぜこの御言葉だったのか、主人が示され伝えた言葉はこれでした。
両親の反応は悪くなかったのです。
私たちの思い、話をありがたい気持ちで受け取ってくれたと感じました。しかし私は、ああ、これが始まりであって、終わりでは無いと、痛感しました。
喜びとともに重荷を背負ったような気がしました。
種はいつ芽を出すのかわかりません。
水や肥料をやったり話しかけたら、放っておくよりはよく育つかもしれません。この水や肥料に当たるのが、祈りかもしれません。
聖霊様が私と主人に夢を見せて下さったことから、小さな福音の種は蒔かれました。私にとっては大きなことでした。
でも、これで満足ではないし、これがスタートです。
しかし、その時はわからなかったのですが、今わかることがあります。
マタイの御言葉、これはイエス様の招きであることです。
イエス様が招いているのだから、義理のお父さんとお母さんは、きっと、イエス様を受け入れる時がくるということです。
まず、私がこの確信を抱いて祈らなければならないということです。
また、イエス様に力を頂いて、「今この時、こう動きなさい」と言われた時に実行できる者になることです。
そしてそのイエス様の御声を聞き逃さない者になることです。
そのために聖くいること、主の中に留まる私となることです。
主がくださった希望を、無駄に捨てることの無い私となることをイエス・キリストの御名によって宣言します。
みなさんも似たようなことがあるかと思います。
信仰の種は神様から頂くものです。
その種を無駄にすることなく、いつの日か刈り入れをするイエス様のために、道具となれる私たちとなりましょう。
そんな、私と皆さんとなることを主イエスキリストの御名によって祝福します。