3日前かな? ギル執事から電話がありました。
住所を新宿に移す事が出来なくて、ダミンを保育園に預ける事が出来なかったんだけど、職場が新宿なら
大丈夫だということを聞いたんだけど、もしかして新宿に職場証明してくれるところがないか、
ということでした。
外国での生活をする誰もが、複雑な問題に巻き込まれることを嫌がり、静かに生活したがるものなので
なにかを証明してくれだとかお願いされても、拒絶されても当たり前の世の中だから・・・
あれこれ考えて大久保に薬局をしているおばさんを思い出しました。
正直、執事との電話を切ったあと、‘まさかあのおばさんがやってくれるかしら?自分のことでもないのに?’と思い、‘だたきいてみるだけきいてみるか。ダメなら仕方ないことだし…’と思いました。
ところが、今日水曜礼拝が終って、熱があるハヨンを連れて病院に行って家に帰ってきたとき、
ギル執事からまた電話がありました。
明日までに北区に書類を提出しなくてはいけないから、早く出発しなくちゃいけないというんです。
《ハヨンが熱が出て私がそばにいなくちゃいけないのに・・・どうしよう?・・・》
薬を飲ませ、水を飲ませ… 熱を計ってみたら39.44度でした。でもギル執事のことがなぜだか
私のことのようでした。
ウ兄弟にハヨンを任せ、自転車で一生懸命走り、ギル執事の家に行き、書類を受け取ってから大久保に走りました。 走りながら祈りました。
神様・・・水曜礼拝の御言葉のように奇跡は私のものです。
私を通して働いてください。
2つの奇跡を今日見せてください…
切に祈ったのですが、今でも忘れる事のできない戦慄が感じられたんです。
他人のことに干渉しない気難しいおばさんが、‘自分のことでも精一杯なのに、なんで他人のことでそんなに頑張ってるの?やめとけばいいのに・・・’
と言いながら、書類にハンコを押してくれて、区役所から電話がきたら、確かに勤務していると言ってあげると約束してくれました。
家に帰ってみたら39.44度あったハヨンの熱が36.94度になっていました。