正直の性質を持って育つ子どもに育てる方法

 

最初に、正直というのは誰も見ていなくても

正しいことを選択できる勇気だと教えて下さい。


本当の勇気ではないのは「いやです」(no!)”、


私が間違ったことは「はい、間違を犯しました。」(yes!)して弁解しないで話すのです。


損しても真実を話す事のできる勇気です。

 

 

二番目、両親が先に正直の信念を確かにして子どもに模範を見せて下さい。


税金を正直に納付したり釣銭をさらに多く受けた時戻すように


正しく選択した正直な行動に対して、子どもに見せて詳しく話して下さい。


特に子どもであるほど正しいか正しくないかを分別する能力が

たくさん不足するという点を忘れないでおいて下さい。

 

 

三番目、正直の性質を持つ人物や事件を共に探してみたり話して下さい。


「その人物になろうとすれば人物に会わなければならない」という話があります。


すなわち「その人物になる」

にはそれだけ役割モデルが重要だという言葉です。


ところで実際の人物に会って

役割モデルとするということがそんなに容易なことではありません。


本や偉人伝を読んで役割モデルを探してみるのも良い方法です。

 

 

四番目、トリックや嘘がどんな結果を持ってくるのか正しく知らせて下さい。


正直の実は信頼です。


反対に偽りの実は信頼を得ることができないのです。


信頼を得ることができない人とは誰も友人にならないようにするので


孤独な人になり得ることを知らせて下さい。

 

 

五つ目、子どもが正直でない行動をした時はその場で直ちに確かめて行って下さい。


誰もいない所に連れていって一対一で話を交わさなければなりません。


公開的な訓戒は状況をより一層悪化させられるためです。


言葉と行動は最大限冷静にすることが最高の対応方法です。


何より子どもの特定の行動にだけ焦点を合わせて下さい。


「君がこっそりとカードを変えるのを見た! それはトリックだ。」

 


六番目、自信ある目つきと語り口そして姿勢を教えて下さい。


自信ある態度は自身の心を守ることができる通路になります。


正直な心を守る子どもは

いかなるトリックの誘惑もはね除けることができます。

訳 馬淵 あい