脳の違いが葛藤を生み出す。
男性は退勤後、自宅に帰って来て休むときに、脳を撮影してみると、脳のほぼすべての部分が電気が消えたかのように休止状態になるそうです。
単に一二部分(例えば、スポーツ放送のサッカーボールを追う目の視覚処理部分)が若干点灯していることを見ることができるそうです。
退勤直後の家に帰って来て休む時は、電話の音も聞こえず、赤ちゃんの泣き声もよく聞こえず、周囲が汚れても目に見えず、ガス火の上に食べ物が沸きこぼれても臭いを嗅ぐことができないなどの状況になる可能性があるということの意味で、男性が休んでいるときには、脳全体が総体的に休むため、休んでいる間に起こることの判断と命令ができないのです。
一方、女性の場合は、家に帰ってきてリラックスしていても、脳の活動を撮影してみると、あちこち電気が明るく点灯しているようになっていて、男性とは逆に、声もよく聞こえ、匂いもよく分かって、周辺もよく見えるそうです。
ですから、妻は夫を注意深くみていないと思いながら怒り、そんな言葉を聞く夫も怒らせる否定的な相互作用がたくさん起こるのです。
また、研究によると、女性が楽に休んでいる時の脳活動量と男性がしっかりと忙しく働いているときの脳活動量とほぼ同じだそうです。
つまり、このように根本的に脳の構造が違うので、男女が向かい合ったら喧嘩になることが多いのかもしれません。
したがって、夫婦がお互いを理解することが望ましいものであり、夫婦が男女の脳の根本的な違いを知って、夫婦に適用される解決策の内容も異なる場合があることです。
お互い違うということを認識し、理解して賢く対処することで葛藤を乗り越える夫婦になることが重要です。
訳;李ナヒョン