教育は胎児の時からなされるべきものです。

研究によると、胎児は、お母さんの声や息遣いを感じることができると言われています。

 

 お母さんの感情状態は胎児に伝わり、妊娠中、夫婦喧嘩によって精神的に不安がる場合、直接胎児は影響を受けることになります。

 

 一方、この時期から「胎教教育」を行うと、子どもに肯定的な効果をもたらすことができます。

 

 次に重要な時期とされているのが、生後、13年までです。

 

 この時期、お母さんは、神様から授けられた人格体として赤ちゃんに接することが求められています。

 

 真心をつくして育てることです。この時期に形成される子どもの人格は一生続くからです。

 

 普通、3歳以前に大部分の人格は形成されますが、67歳までは可能性のある時期とみなされています。

 

「君は神様から与えられた大切な存在」という認識を持つように、子どもに教える時期であり、親は、無条件に子どもを愛すべき頃でもあります。

 

 子どもの未熟さや落ち着きのない姿が見えても、無条件受け入れながら、教訓することが重要です。

 

「僕が失敗をしても、母ちゃんは僕のことを愛しているんだ」という親に対する完全な信頼感を与えることです。

 

 しかし、大部分のお母さんは、他の子どもと自分の子と比較し、わが子が劣っていると思うところがあるとしたら、責めたりします。子どものことを恥ずかしいと思う場合もありますが、決してそういう態度を取ってはいけません。

 

 神様は、一人一人に対して、その人らしい気質を与え、異なるものを与えているのです。特に子どもに目を注いでいるので、安心しましょう。

 

 ですから、子どもに対する焦る心を捨てましょう。子どもを信頼し、神様によってつくられた大切なスペシャルな存在であることを教えましょう。

 

 子どもが成長し、青少年期の時も同じです。

以前の教会でのことですが、忠高等部の子どもにあるお母さんがこのように言ったのです。

 

「お母さんが代わりに祈るから、家に帰り、勉強しない」と。

しかし、霊的に貧弱な子どもに、健康な精神を持つ大人に成長することを期待することは矛盾なことです。

 

 親は、子どもの養育において、完璧な親になろうと思わないで、むしろ、神様にあって、完全な親になろうと努力することが重要です。

 

 正しく子育てをするために、最も望ましいのは、家族一緒に家庭礼拝を捧げることです。

 

 子どもの成長に合わせて、家族とともにイエス様を賛美し、聖書を読み、神様について分かち合うことが大事です。

 そうすれば、必ず神様は支え、導いてくださることを確信するところです。